建設中の大阪府市共同住吉母子医療センター(仮称) 2017年8月

建設中の「府市共同住吉母子医療センター」2017年8月

大阪維新の会が言い出したいわゆる「大阪都構想」、大阪市の廃止・解体構想を受け、病院、学校(大学・高校・特別支援学校)、研究所などの各分野で「大阪府立と大阪市立の施設があるのは二重行政」とやり玉に挙げられ、府立施設と市立施設の統廃合が強引に進められました。

大阪都構想は2015年に否決されましたが、施設統合計画はそのまま進められています。

医療についても、大阪市立住吉市民病院と大阪急性期総合医療センター(大阪府立急性期総合医療センター→独法化で府立病院機構に移行)を統合し、住吉市民病院を廃止統合する形で産科・小児科病院を作るとしました。

しかし住吉市民病院は産科・小児科に特化した病院として建て替える計画があったこと、廃止すると物理的に病床数が減ることでただでさえ受け入れが上限に達している地域医療に悪影響が出ることなどが指摘されました。さらに、難病児童や障がいを持つ児童の受け入れを積極的におこなってきた住吉市民病院の機能がどこにも継承されないこともわかり、問題になっています。

新病院の「大阪府市共同住吉母子医療センター」の建設工事が進んでいます。既存の急性期総合医療センターの隣に新館を増設する形で新病院に衣替えする様子。

2017年8月の建設状況。

建設中の「府市共同住吉母子医療センター」2017年8月