大阪市西成区、東皿池町の旧町名継承碑です。西成区民センター・西成図書館前にあります。
碑文です。
当町は明治初頭、西成郡今宮村の一部であった。
大正一四年四月大阪市に編入され西成区東皿池町になった。昭和四八年一一月住居表示の実施にともない岸里一丁目・潮路一丁目の各一部となった。
町名は旧字名による。冠称の「東」は当町域を東西に二分し、その東部に位置することにいよる。
だそうです。
かつてはこのあたりに浅い池があったのでしょうか。
大阪市営地下鉄岸里駅は、計画時の仮称が「皿池」駅だったそうです。開業時には周辺一帯の地域名をとった岸里駅として開業しています。その理由について、ネットでは「血の池」と見間違える可能性があってまずいから「皿池」の採用を見送って「岸里」にしたという話もささやかれていますが、調べた限りではその話の真偽はよくわかりませんでした。