大阪市平野区の中心部、平野郷地区。
地下鉄平野駅の通路には、街の歴史を紹介する掲示物が。
古地図や古い写真のコピーが展示されています。
こちらは平野地域でおこなわれる、杭全神社の夏祭りの「だんじり」の写真。
有名な岸和田とは少し異なった雰囲気のだんじり曳行がおこなわれます。
残念ながら2020年は、新型コロナウイルスの影響により、だんじりの曳行は中止になったとのこと。
西脇口の地蔵広場です。平野郷は環濠集落で、環濠の内外を隔てる橋のところに地蔵が設置されていたとのこと。
商店街の店の壁面。
商店街には「平野郷絵図」がかかっていました。古地図に現代の交通網を重ねたもののようです。
商店街の交差点にある道標。
道標の石碑には「左 なかの 住よし さかい 道」と刻まれています。
「なかの」は中野・現在の東住吉区です。「住よし」は住吉、「さかい」は堺です。平野からは、住吉街道を西に進み、中野を経て住吉にいたるルートです。住吉からさらに南に折れて堺に向かうことになります。