大阪市住之江区にある「十三間川親水河川」です。
現在は大和川からの水を導入して、遊歩道に「せせらぎ」を復活させた形になっています。
現在は阪神高速道路15号堺線とその側道となっている、浪速区・西成区の境界付近から西成区・住之江区の両区を南北に縦断する道路は、元々は十三間川(十三間堀川)と呼ばれる河川でした。
住之江区側の資料では十三間川、西成区側の資料では十三間堀川と表記されることが多いようです。幅員が十三間あったことが名前の由来だとのこと。
舟運や排水、農業用水などとして利用されていました。しかし時代が下り、社会構造の変化でかつての役割を終え、また水質汚濁も激しくなったこともあり、1973年に埋め立てられて阪神高速が建設されました。
現在、住之江区内の一部区間を遊歩道として整備しています。
十三間川のせせらぎは、大和川の浄化水をくみ上げて導入しているということです。水は南から北に流れ、細江川(細井川、下流では住吉川とも)に合流します。