旧町名継承碑「粉浜東之町一丁目」(西成区)

粉浜東之町一丁目(西成区)
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西成区の旧町名継承碑「粉浜東之町一丁目」。

粉浜東之町一丁目(西成区)

南港通の北側歩道にあります。

この地はかつて、西成郡粉浜村でした。今の住之江区粉浜・粉浜西および住吉区東粉浜にほぼ相当しますが、西成区側の一部も粉浜村でした。

粉浜村は1925年に大阪市に編入されました。編入の際、今宮町・玉出町・津守村・粉浜村の4町村の区域で、西成区が新設されました。粉浜村は西成区に編入されたことになります。

旧粉浜村の範囲では大字を設定していなかったので、大阪市編入後は一度「西成区粉浜町」の町名となりました。

1927年1月に町名を細分化する設定がおこなわれ、この地は西成区粉浜東之町となりました。北から1丁目~5丁目を設定したようです。

一方で1943年、大阪市は全市にわたって、行政区を従来の15区から22区に増やす分増区と、旧町村単位で入り組んでわかりづらくなっていた区の境界を鉄道線路・大通り・河川などに沿って引き直す境界再編をおこないました。

西成区と住吉区との間では境界の調整が行われ、一部地域が西成区から住吉区に編入され、別の地域が住吉区から西成区に編入される形になりました。都市計画道路予定地(今の南港通)を、西成区と住吉区の新しい境界にすることにしました。

それに伴い粉浜のほとんどは、西成区から住吉区へと編入されることになりました。一方で南港通北側にも粉浜の地域があり、粉浜東之町1丁目の一部が西成区側に残る形で、「粉浜東之町」の地名は西成区と住吉区の両区にまたがることになりました。

西成区側では、1973年の住居表示実施により、玉出東に編入される形で粉浜東之町の町名はなくなりました。