大阪港の「みおつくし」モニュメント

みおつくしモニュメント
スポンサーリンク

2020年1月、大阪地下鉄中央線大阪港駅。

謹賀新年の鏡餅と「浪華丸」。

大阪港駅の正月飾り 2020年

駅を降り、しばらく歩くと、海遊館南側・水上警察署北側・「大阪文化館天保山」および「ホテルシーガルてんぽうざん大阪」裏の岸壁に、「みおつくし」モニュメントがひっそりとあります。

少しわかりにくい場所ですが、地図ではこのあたり。

開設の銘板です。大阪港開港150周年記念で建てられたそうです。

みおつくしモニュメント

みおつくしモニュメント

みおつくし(澪標)は、古来から船の航路の標識として立てられていました。

古文では「身を尽くし」との掛詞としても使われ、百人一首の短歌にもあります。

元良親王(20番)『後選集』恋・961

わびぬれば今はた同じ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ

皇嘉門院別当(88番)『千載集』恋三・807

難波江の芦のかりねのひとよゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき

大阪市では、港から発展したということで、みおつくしが市章として採用されています。

2020年、大阪市が再び岐路に立ちそうな政治的なきな臭い動きが巻き起こっています。大阪維新の会が策動する、大阪市の廃止解体策動、いわゆる「大阪都構想」。橋下徹の妄想から始まったカルトとでもいうべきものは、2015年に一度否決され歴史的文書になったはずですが、2020年秋にも再び「都構想」の賛否を問う住民投票がおこなわれる可能性が濃厚となっています。

しかし「都構想」の内容も、まともなものではない。大阪市が持っている財源と行政の権限を取り上げてバラバラにし、住民に身近な自治をできなくさせる危険性が高いものです。

先人が作ってきた・守ってきた街、今も人々の営みで支え続けている街。未来に受け継げるのかが問われています。

天保山の観覧車とシティバス。

天保山観覧車と大阪シティバス

みおつくしモニュメント周辺、天保山・海遊館方面へのアクセスには、地下鉄のほか、バス路線も頻発しています。大阪駅前~肥後橋・九条・境川(ドーム前)経由~天保山の88系統、難波~桜川・大正橋・境川経由~天保山の60系統とも、1時間に3~4本と比較的多く走っています。

最寄りバス停は終着の「天保山」バス停、もしくは終着一つ手前の「天保山ハーバービレッジ」バス停となります。