長居植物園に行ってきました。
マスコットの「しょくぽん」がお出迎え。
今回のメイン目的は「萩」。
赤い花をつけるニシキハギです。七分咲きくらいでしょうか。
ハギの花をアップで。
白い花をつける「シラハギ」。
長居植物園では、万葉の時代の花の呼び名と、現代の呼び名を対比させ、万葉集の和歌をつけたプレートをつける取り組みもおこなっています。
万葉の時代は「はぎ」、現代植物名は「シラハギ」ということで、色を示す「白」が付いただけ(音便で「しら」と読ませますが)で、古代から変わりませんね。
万葉集の和歌。
恋しくは形見にせよとわが背子が殖ゑし秋萩花咲きにけり
作者未詳(巻十・二一一九、秋雑歌)
情景が浮かんでくるような和歌です。
植物園内では「秋の七草展」も。
秋の七草は、ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシです。