2018年3月3日、南海電鉄汐見橋駅でイベント「鉄子の駅」がおこなわれました。
南海電鉄好きの女性鉄道ファン、通称「鉄子」さんを代表して5人が「一日駅長」となり、展示などの企画をおこなったとのこと。
駅構内には展示がおこなわれていました。
南海電鉄が、ちょうど100駅ある各駅ごとに、駅周辺の地元の名所や地域の生活の様子を取材してポスターにまとめた、「南海100駅自慢」のポスターです。
「鉄子」さんがそれぞれ南海電車への思いを書いたポスター。
かつて難波駅で掲示されていた沿線案内図も特別展示されていました。
写真では見えにくいですが、軌道線(現在の阪堺電車)や平野線、北島支線なども描かれています。
ホームに電車を留置し、電車内も会場となっています。電車内の展示自体は無料ですが、改札内に入るときは入場券もしくは汐見橋駅発着の有効な乗車券が必要でした。
駅の改札を入ると、記念入場証をいただきました。硬券です。あくまでも記念品扱いで、有効な切符ではないとのこと。
構内では、普段列車が発着しない2番ホームに電車が留置され、会場となっていました。電車の表示は「臨時」となっています。
2両編成の車両のうち、北側(汐見橋駅改札口寄り)の車両がイベント会場や子ども向けの記念写真撮影会場、岸里玉出寄りの車両がプラレール広場として開放されていました。
イベント会場では、当サイトの中の人は時間が合わなくて見れなかったものの、「鉄子」さんのクイズ大会や、「ET-KING」のトークショーなどもあったそうです。
ET-KINGは、駆け出しの頃は汐見橋駅と同じ浪速区の大国町を拠点とし、今も「大阪大国町纒屋 ET-KING」と書かれたおそろいのはっぴで舞台に立つなど原点の大国町を打ち出して活動する音楽グループで、大国町・浪速区の町おこしに一役買っています。
プラレール広場の車両。
小さなお子さんがプラレールを手に取って遊べるコーナーもありました。ロングシートの座席の間に板を渡して床を作り、子どもたちがプラレールで遊べる広場にしています
駅ですから、通常の列車も発着します。
通常の折り返し岸里玉出行きが駅にいます。
駅の外からホームを。