旧町名継承碑「西今船町」

旧町名継承碑「西今船町」
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大阪市西成区、阪堺電車今船駅西側の歩道上に、旧町名継承碑「西今船町」があります。

旧町名継承碑「西今船町」

旧町名継承碑「西今船町」

大通りの向かい側には別の旧町名碑「曳船町」、西側100メートル先にも別の旧町名碑「三日路町」、踏切を渡った斜め向こう側にも旧町名碑「東今船町」があるという高密度地域です。

今船の地名は、この付近の小字に由来します。この付近は西成郡今宮村にあたり、かつては海沿いだったようです。今宮村は中世の時代には、鯛などを宮廷に献上する役割を担っていたとされています。

小字として伝えられてきた地名からも、水・海・船などを連想させるようなものがしばしばみられます。

今船の地名は、のちに町域を東西に分けて、東今船町と西今船町に分かれました。

西成郡今宮村から町制施行を経て今宮町となり、1925年に大阪市に編入されました。今宮町の地域は新設の西成区として再編成され、かつての小字名がそのまま町名として設定されました。この地は西成区西今船町となりました。

1973年には住居表示実施により、西成区天下茶屋1丁目、天下茶屋北2丁目、天下茶屋東1~2丁目のそれぞれ一部に再編成されました。

なお阪堺電車の今船駅は住居表示実施で今船の地名が地図上からなくなったあとの1980年開業(すぐ近くにあり、同年に廃止された平野線飛田駅の代替)ですが、駅名には今船の旧地名が採用されています。