西成区の「都市景観資源」25ヶ所が選定されました

西成区都市景観資源一覧

2018年3月、西成区の「都市景観資源」25ヶ所が選定されたとのこと。

大阪市では市内の「都市景観資源」を順次指定しています。今回選定されたのが西成区内の25ヶ所。

西成区都市景観資源一覧

西成区都市景観資源一覧(西成区広報紙「にしなり我が町」2018年5月号より)

一部について、当方で写真を撮っていたものを紹介します。

数字は都市景観資源としての番号。

(2)天下茶屋公園

西成区岸里東1丁目16。

薬屋是斎屋の屋敷跡だということ。明治天皇がこの地を訪れたことを示す碑も立てられています。また現在の阿倍野区松崎町で発掘された阿部寺の塔刹柱(とうさつちゅう)礎石が移設されています。

天下茶屋公園のミヤギノハギ 2017.11.1

天下茶屋公園のミヤギノハギ。ハギは西成区の花に指定されています。

天下茶屋公園のミヤギノハギ2017.11.1
大阪市西成区岸里東、天下茶屋公園のミヤギノハギが咲いていました。 かなり遅い時期に剪定がおこなわれたようで、花が咲かないかもと思っていましたが、この株だけ咲いていました。 花をアップで。ハギは小さな花をつけます。 ...
天下茶屋公園の桜満開、アヤメも咲く
大阪市西成区の天下茶屋公園、桜満開です。 この花はアヤメでしょうか。アヤメ、カキツバタ、ハナショウブは近縁種で外見がそっくりなのですが、アヤメは4月から5月に咲く(開花時期が早い)・水辺の湿地ではなく通常の比較的乾いた...

(4)天下茶屋跡

西成区岸里東2丁目。

紀州街道沿いのこの地にあった屋敷で、豊臣秀吉がお茶を飲んで休憩した故事から、天下茶屋の地名がつきました。大阪大空襲で屋敷は焼失しまし、旧敷地の大半はマンションなどとして転用されましたが、焼け残った一角を史跡として保存しています。

史跡 天下茶屋跡

史跡 天下茶屋跡

史跡 天下茶屋跡
今の住居表示では西成区岸里東2丁目、天神ノ森天満宮のすぐ近くに、史跡「天下茶屋跡」があります。 かつて、太閤秀吉が住吉大社や堺への往来の折、この地にあった屋敷で休憩し茶を頂いたという故事があります。この屋敷が「天下の茶屋」や「...

(5)南海電鉄高野線(西成区)

西成区を走る南海高野線。現在の列車運行上は岸里玉出から難波に乗り入れていますが、岸里玉出から西成区域を北西に走る区間、通称汐見橋線が本来の高野線ということ。

南海高野線

南海高野線、特急こうやと通勤型車両。天下茶屋駅

西天下茶屋駅

汐見橋線西天下茶屋駅 駅舎(西成区橘3丁目)

走る工場夜景ラッピング電車(汐見橋線岸里玉出~西天下茶屋)

汐見橋線岸里玉出~西天下茶屋間(西成区千本中1丁目)。国道26号をまたぐ鉄橋上で。

(12)生根神社

西成区玉出西2-1-10。

玉出の生根神社。玉出の集落は住吉から移住した人が開拓したとされていますが、生根神社はその際に、住吉の生根神社から分かれたといわれています。旧勝間村(玉出・岸里・千本地域)の氏神となっています。

「だいがく祭」で知られます。

生根神社 だいがく祭 2017年7月24日

生根神社の夏祭り「だいがく祭」

生根神社 だいがく祭 2017年
大阪・玉出の生根神社の「だいがく祭」の様子です。だいがく祭は7月24日・25日におこなわれ、大阪府指定有形文化財でもある「だいがく」が披露されます。 「だいがく」は、古来から雨乞い神事などに使われた、長い竿の先に多数の提灯をつけたもの...
生根神社「こつま南瓜塚」
大阪市西成区玉出の生根神社には「こつま南瓜塚」があります。 現在の地理では西成区南部、玉出・岸里・千本の3地域は、約100年前の大正時代までは「勝間村(こつまむら)」と呼ばれていました。 勝間村は現在の生根神社を中心とし...

(14)津守下水処理場

西成区津守2-7-13。

大阪市では初めての下水処理場として、1940年に開設されました。現在は津守処理区(中央区の大半・浪速区全域・西区東部・北区中之島地域・天王寺区の一部・阿倍野区の一部・西成区北部)からの雨水や生活排水を処理しています。

シンボルフラワーをツツジとし、シーズンには一般公開をおこなっています。

下水処理設備

津守下水処理場(ツツジ一般公開時に撮影)

津守下水処理場つつじ一般公開2016年
大阪市西成区の津守下水処理場。毎年ゴールデンウィークの時期にツツジの一般公開をおこなっています。 入口の看板です。 鉄道の便があまり良くない場所で、市バスは近くを通っていても本数が少ないこともあるのか、自転車で来ている人...

(15)津守神社

西成区津守3丁目。

16世紀の津守新田開発の際に誘致され、旧津守村(北津守・津守・南津守地域)の氏神となっています。

津守神社

津守神社

(18)梅谷歯科医院

西成区天下茶屋3-16-16。

1920年代に建てられたとされている洋館風の建築は、国の登録有形文化財に指定されています。

梅谷歯科医院

梅谷歯科医院

天下茶屋の洋館:登録有形文化財・梅谷歯科医院
南海電鉄・大阪市営地下鉄天下茶屋駅から南東に数分、一戸建て住宅が立ち並ぶ一角に現れたレトロな洋風の建物、梅谷歯科医院。 実はこの建物、国の登録有形文化財だそうです。 1922年頃の建築とされる3階建の建物です。 天...

(20)元十三間川鉄橋

西成区北津守1丁目~浪速区浪速西1丁目。

南海汐見橋線、かつての十三間川(十三間堀川)に架かっていた鉄橋です。川は埋め立てられましたが鉄橋はそのまま使われています。

南海汐見橋線の鉄橋(浪速区、2017年8月)

南海汐見橋線の鉄橋。手前側が浪速区、奥が西成区。

南海汐見橋線:川がないのに鉄橋?
南海汐見橋線にある鉄橋です。木津川~芦原橋間、浪速区(鉄橋の一部は西成区)にあります。 すぐそばには琴江橋歩道橋がありました。歩道橋の上に登って撮影してみます。 もう一つ、歩道橋の上から角度を変えて。 ...

(22)阪堺線(西成区)

西成区東部を南北に縦断する阪堺電気軌道阪堺線。

北天下茶屋駅と猫

北天下茶屋駅上りホーム。下り列車が出発したところです。ホームにネコがいました。

貸切運用の阪堺162 2017年1月、聖天坂

聖天坂駅付近

阪堺電車と猫
阪堺電気軌道・北天下茶屋駅ホームにたたずむ猫。 603号電車が通過していきます。
貸切運用の阪堺モ161形
2017年1月、阪堺聖天坂駅にて。 「貸切」の表示幕をつけたモ161形、162号が近づいてきました。恵美須町に向かうようです。 と、進行方向をみると、反対側の線路から電車が近づいてくるのが見えました。 164号、キ...

(23)南津守さくら公園

西成区南津守1丁目2-36。

セレッソ大阪のユースチームやレディースチームの練習場として使われるグラウンドと、児童公園部分からなる公園。周回の桜並木はシーズンになるときれいです。

南津守さくら公園のソメイヨシノ 2018年

南津守さくら公園

南津守さくら公園のサクラ 2018年
2018年の大阪のサクラは、平年よりかなり早く咲きました。 1月下旬から2月上旬にかけて、大阪では例年なら真冬に1~2回観測するかどうかという、最低気温が氷点下という日が何日も連続で続きました。 気温が低い日が続いたせいで開花が...

(24)西成区の渡船場の景観、(25)千本松大橋と千本松渡船場

西成区、大正区(木津川)。

木津川を渡る、上流から落合上、落合下、千本松の3ヶ所の渡船場。対岸の大正区とを結びます。千本松渡船場に並行して、「めがね橋」とも呼ばれる千本松大橋が架けられています。

渡船「はるかぜ」

渡船「はるかぜ」

千本松渡船場と千本松大橋

千本松大橋

落合下渡船場乗船記 2016年4月
大阪市には市営渡船があり、主に湾岸部の橋がかけられない・かけにくい場所で歩行者や自転車を運んでいます。 大正区と西成区の間を流れる木津川には、3つの渡船場があります。両岸が工業地帯となっているため、大型船が航行する関係で、渡船場が運用...
千本松渡船場と千本松大橋
大正区南恩加島1丁目と西成区南津守2丁目を結ぶ千本松渡船場。千本松大橋(通称・めがね橋)と並行するように運行しています。 2016年現在、千本松渡船場の西成区側乗り場は、護岸工事のために本来の場所から離れ、仮設の乗り場となって...