2016年1月末で廃止される、阪堺上町線・住吉公園駅。
同駅構内には戦時中の防火水槽があります。

住吉公園駅構内。防火水槽が設置されています(2012年12月31日)
防火水槽には金魚がいて、名物になっていました。
住吉大社の夏祭りの夜店で金魚すくいをした人が、帰りに放したのでしょうか。いつしか金魚が住み着くようになったということです。

住吉公園駅防火水槽の金魚(2012年12月31日)
金魚は駅の係員が世話していたということです。
駅の廃止が決まり、金魚をどうするかについても注目されました。
阪堺電気軌道では、できれば学校など教育施設で引き取ってほしいということを軸に、譲渡先を探していたとのこと。(参考:産経新聞2015年12月2日『戦時中の防火水槽で育つ「エキん魚」飼いませんか 阪堺電車住吉公園駅』)
金魚は近くの中学校に引き取られることが決まり、学校の池にお引越しすることになったということです。