2016年1月末に廃止された阪堺上町線住吉公園駅跡。駅舎内に入居しているテナント(宝くじ売り場・串カツ屋)の関係で、駅舎そのものは駅廃止後もしばらくは残るそうです。
「上町線のりば」だった看板は架け替えられ、「阪堺電車のりば→」と東へ数十メートルのところの住吉鳥居前駅に誘導する新しい看板になっていました。
※営業運転当時の同じ場所の看板(2015年12月)
ホーム入り口は工事用の柵で封鎖されていました。写真では透けて写りましたが、「のりば」の案内看板はテープで文字が隠されています。
隣接する南海電鉄住吉大社駅の階段には、ホームの様子をうかがえる場所があります。そこからのぞいてみました。
ホーム構内に置かれている防火水槽をアップで。いつしか金魚が住み着き、駅の名物になっていましたが、金魚がいなくなって寂しそうな雰囲気です。
金魚は「近くの中学校の池」に引っ越すと報道されていました。沿線の学校かなとなんとなく思い込んでいたら、引越し先は約15キロ離れた、門真市との境界にある大阪市立茨田北中学校(鶴見区)だそうです。
住吉駅方向をみると、踏切が撤去され、線路が封鎖されている様子が見えます。