北野高校の戦争遺跡「旧制北野中学校本館西壁」

機銃掃射痕が残っています

大阪府立北野高等学校(大阪市淀川区)には、太平洋戦争で機銃掃射を受けて被災した旧校舎の壁「旧制北野中学校本館西壁」が保存されています。

学校西側の道路から見える位置にあります。(クリックすると拡大します)

北野高校旧校舎の壁

機銃掃射痕が残っています

北野高校はかつては旧制北野中学校でした。

戦局悪化に伴い、1944年からは中等学校での授業はほぼ停止状態となり、工場や農家などに勤労動員されていました。

1945年6月には空襲で学校が被災し、学校の警備・防衛担当にあたっていた生徒が犠牲になるなどしたということです。

1945年7月には機銃掃射がおこなわれ、校舎に残る穴はその時の弾痕とされています。

当時の校舎は建て替えられましたが、校舎建て替えの際に「戦争の実態を後世に伝えるため、壁を保存したい」とする意見が関係者からあがり、旧校舎の壁の一部が保存されることになりました。