阿倍野区松虫通3丁目の聖天山。
聖天山公園といわれる公園になっています。上町台地の端っこにあたり、小高い丘になっていて、聖天山古墳といわれる古墳だったようです。
まるで巨大な植木鉢のように、大木の根の周りが石垣で固められています。
丘を平たくならした時に、木を残すためにこのような措置になったのでしょうか。
聖天山公園は周辺から一段高い位置にあります。
入口付近から北側をみると、あべのハルカスが見えました。
このあたりはちょうど西成区と阿倍野区の境界になります。等高線が両区の境界となっています。境界線は、手前から奥に向かって伸びる路地になります。
写真を見ての通り、両区の住宅街は一体となっています。西成区に変なイメージを付けたがるものが、あいりん地区あたりのイメージを西成区の地名と勝手に同一視して、西成区全域がなにか汚い地域かのように言いたがったり、区の境で露骨に町並みが変わるかのように言いたがりますが、写真を見ての通り事実ではありません。
聖天山は大阪市内にある「大阪五低山」の一つとされています。聖天山・帝塚山・御勝山・天保山・茶臼山が「大阪五低山」に指定されているということ。
山頂の碑は、公園に隣接する正圓寺(天下茶屋の聖天さん)の中にありました。