住之江区南加賀屋4丁目、住宅地の民家の間に突然現れる構造物。
太平洋戦争中に作られた防空壕の跡です。この「加賀谷家防空壕」は鉄筋コンクリート製の半地下の構造物で、終戦の前日・1945年8月14日に完成したとのこと。
実際に使用されることはなかったものの、終戦後は物置に転用されているとのこと。戦後71年、戦争の爪痕を後世に伝え続けています。
人が殺され、傷つくような戦争は、おこなってはいけません。防空壕を再び作らなくて済む、使わなくて済む、平和な社会を維持していくことは、現代に生きる私たちの課題だといえます。