東天下茶屋駅「馬車鉄道跡」の碑

馬車鉄道跡の碑 2017年7月撮影

阪堺電車上町線東天下茶屋駅のホームに「馬車鉄道跡」の碑があります。大阪市顕彰史跡第155号にも指定されています。

馬車鉄道跡の碑 2017年7月撮影

馬車鉄道跡の碑(東天下茶屋駅)

現在の阪堺電気軌道上町線のルーツは、レール上の客車を馬が曳いていた馬車鉄道にさかのぼります。

1897年に大阪馬車電気鉄道株式会社が設立され、1900年9月20日に天王寺西門前から東天下茶屋までの区間が馬車軌道によって開通しました。

天王寺西門前駅は、阪堺天王寺駅前駅よりやや北、現在の谷町筋と国道25号が交わる四天王寺前交差点付近にあったそうです。(電化後、天王寺西門前~天王寺駅前の区間を大阪市電に譲渡したのち廃止)

その後上住吉(現在の神ノ木駅)へと延伸したのち、下住吉(現在の住吉駅)まで延伸しました。

馬車が走っていたこの路線は1907年には大阪電車鉄道と改称し、さらに半年後には浪速電車軌道と改称され、電化のための準備を進めることになります。

1908年には電化・改軌工事のためにいったん路線を廃止し、1910年より馬車軌道時代と同じ区間、天王寺西門前~住吉間で電車の運行を開始しています。工事期間中の1909年、運営会社の浪速電気軌道は南海鉄道(現在の南海電鉄)に合併し、南海鉄道上町線として電車の運行を開始しています。

馬車鉄道跡 解説板