交通科学博物館(2006年)

屋外展示された車両
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大阪市港区、大阪環状線弁天町駅のすぐそばに「交通科学博物館」がありました。

交通科学博物館

交通科学博物館入り口(2006年)

1962年、大阪環状線全通を記念して当時の国鉄が設置しました。当初は日本交通公社に運営委託されましたが、1970年に国鉄の外郭団体として発足した交通文化振興財団に運営母体が移行しました。

1987年には国鉄分割民営化によりJR西日本所有となりました。

しかし老朽化もあり、機能を京都鉄道博物館に移転する形で、2014年に閉館しました。

鉄道を中心に、自動車や飛行機なども含めて交通関係の展示がされていました。

当時の交通科学博物館の展示物です。2006年撮影。写真撮影可能でした。

「昔の駅」の再現展示です。

「昔の駅」の再現展示

「昔の駅」の再現展示

電車特急「こだま」号・151系です。日本初の電車特急として、1958年に運行開始しました。従来は客車列車で最速7時間半かかっていた東京~大阪間を、日帰り往復可能にしました。運行開始当初は6時間50分、のちにスピードアップをおこなって6時間30分で結びました。1964年に東海道新幹線が開通し、新幹線に役割を譲る形で廃止されました。

特急こだま 151系

電車特急こだま 151系

1964年に登場した新幹線電車です。初代の新幹線で、1986年まで22年にわたり、マイナーチェンジを繰り返しながら製造されました。最初は特に名前が付いていなかったようですが、新型車両の登場により0系と呼ばれるようになりました。交通科学博物館に展示されていたのは、0系の中でも一番最初に製造された車両でした。

新幹線0系

新幹線0系

大阪環状線開通時に走っていた車両、101系のカットモデルです。1961年から1991年まで走っていました。その後環状線車両は、103系(1969年~2017年運用終了)、201系(2005年12月JR京都線・神戸線各駅停車車両を転属~2019年6月運用終了)へと置き換えられたのち、現在は最新型の323系車両(2016年12月第1編成を新造投入~)が走っています。

大阪環状線101系

大阪環状線101系

屋外展示場です。古い時代の京都駅を模したプラットホームに、D51、C62と、非電化時代の紀勢本線で使われていた「くろしお」キハ81系ディーゼルカーが並べて展示されていました。

D51 2号機です。蒸気機関車の代名詞ともなっている「デゴイチ」です。主に貨物輸送で活躍していました。交通科学博物館閉館後は岡山県津山市・津山まなびの鉄道館で保存されているそうです。

D51 2号機

D51 2号機

C62 26号機。「シロクニ」ともいわれるこの形式の蒸気機関車は、幹線での特急列車など旅客輸送で活躍しました。C62型蒸気機関車は、「銀河鉄道999」「ALWAYS 三丁目の夕日」など、アニメや映画で登場する車両のモデルとなることも多くありました。

交通科学博物館閉館後は京都鉄道博物館で保存されているそうです。

C62 26号機

C62 26号機

非電化時代のキハ81系「くろしお」。1965年に特急として登場し、1978年の電化まで運行されていました。

キハ81系 くろしお

キハ81系 くろしお

国鉄が開発したリニアモーターカー「マグレブ」です。実験線を走っていました。後ろには新幹線0系。

リニアモーターカー

国鉄リニアモーターカー

初代の国鉄ハイウェイバス・東名1号車です。1969年6月の東名高速道路の開通にあわせて、東京~大阪間、東京~名古屋経由京都間の夜行高速バス「ドリーム号」、東京~名古屋間の昼行高速バス「東名高速線(東名ハイウェイバス)」の高速バス路線ができました。行き先表示は「ドリーム号 東京駅」ゆきとなっています。

初代国鉄高速バス保存車

初代の国鉄ハイウェイバス「ドリーム