阪神野田駅のホームで撮り鉄。
特急須磨浦公園ゆき、9300系電車です。
阪神電車では、普通電車と急行系車両の運用は区別され、急行系車両は赤系の塗色です。以前の塗装では朱色系の赤でしたが、近年の塗色ではオレンジに近い色になっています。
プロ野球球団・阪神タイガースの親会社の阪神電車なのに、ライバルの某Gの球団の色を連想させるということで、一部ではそのGのところのマスコットの名前と、近鉄電車でかつて走っていた「ラビットカー」を掛けあわせて、「ジャビットカー」ともいわれているそうです。
梅田ゆきの普通電車が来ました。普通電車用車両、通称「ジェットカー」の5500系です。阪神・淡路大震災後に導入された形式です。
阪神電車は路面電車から出発し、今でも駅と駅との間は比較的短い傾向があります。そのため、各駅停車では加減速が強力な車両のほうが都合がいいと、ジェットカーが開発されました。
ジェットカーの愛称は、加減速の性能を飛行機のジェットエンジンに例えたところからきたとのこと。もちろんジェットエンジンへの例えは比喩で、ジェット機と同等の加速力はだせません。
新旧のジェットカーがすれ違います。写真右側は、大震災の前から活躍しているジェットカーの5001形です。