小学校名から取られた「成育」の地名

京阪関目駅と大坂メトロ関目成育駅

京阪電車関目駅。隣接する大阪メトロ今里筋線の駅は関目成育駅。近隣には谷町線関目高殿駅も。

京阪関目駅と大阪メトロ関目成育駅

京阪関目駅西側の町名は「成育」。

住居表示板「城東区成育」

駅名と地名にずれが。

元々は成育の一部も関目でした。これには、小学校の設置が絡んでいるとのこと。

1950年、近隣の榎並小学校の児童数が急増して新設校を作ることになりました。関目の一部と野江の一部が新設校の校区となり、地域対立を避けるなどの目的で、新設校の校名には地名を直接使わず、「新しく成長する」の意味合いを込めて「成育小学校」と名付けたそうです。

後年、住居表示の実施の際に、成育小学校校区に成育の町名が採用されたとのこと。

学校所在地の地名から学校名を採ることは普通です。一方で、逆に学校名から地名が取られたという、全国的にも珍しいケースとなっています。

淀川区新北野の町名が、府立北野高校(学校の名称は、同地に移転前の現在の梅田北側の旧地名・北野に由来)から取られたことと並んで、珍しいのではないかといわれています。