2020年9月、天王寺駅からあべちかに通じる地下道入り口。
ふとみると・・・。
これは・・・。
昭和の頃に大阪市営地下鉄で使われていた独自の書体、通称「ヒゲ文字フォント」看板。
大阪市交通局時代の1980年代に、案内サインの看板デザインが一新されたものの、一部では残っていた。
さらにOsaka Metroへ改編の際の2018年、案内サインがさらに新仕様に変更され、「ヒゲ文字」看板が残っていたところも置き換えられた。
しかしここでは残っていた。まさかの遭遇にびっくり。
大阪市営地下鉄時代の地下鉄サイン、通称「コマルマーク」とヒゲ文字。
さらには横には「あべちか」ではなく、古い時代の言い方の「アベノ橋地下センター」と。調べてみると、1968年に開業した「アベノ橋地下センター」から、1988年に「あべちか」の名称になったとか。
なかなかレトロで趣がある。